ついに来ました。
『ゴミカレ』、ゴミのカレンダー平成19年度版です!
どんなにこれを待ち焦がれていたことか、本日、つい先ほどポストに発見し、私は涙を抑え切れませんでした。(←オーバーです)
昨年から始まったゴミ分別、平成18年度版は12月で終わっており、今年の版は配布がありませんでした。
私はとんと物覚えが悪い。ゴミの日がいつだったか、すっかり忘れてしまうので苦労してしまいました。
つい近所にある市の自治会に行って、
「ゴミのカレンダーください、今年の」
と言ったら、役所勤めふうの老けたおねぇさんは一瞥をくれて、「ありません」。それで終わりでした。
仕事が忙しそうなのでしつこくも訊けず、私の家だけ配布がなかったのか、この地区一帯がなかったのか、そもそも19年度版はまだ作っていないのか、釈然としないまま日々を過ごしていました。ぶつぶつ愚痴ると優しい両親が自分の家のカレンダーをカラーコピーして分けてくれたのですが、なにせ地区が違うのです。資源ゴミの日も可燃ゴミの日もまったく参考になりませんでした。
ちなみにゴミの分け方、その種類と回収日、ご存知ですか? 県や地域によって違うと思いますが、私の地区の話をご参考までに。
■可燃ごみ(週2回) 燃やせるゴミです。
■不燃ごみ(月2回) 燃えないゴミです。
■粗大ごみ(有料、申込制)
ここまでは私が幼いときと同じです。有料ゴミ袋を使えば市が回収してくれます。新たに加わった資源ゴミが下。
■A資源(月2回) 新聞、雑誌、ダンボール、古着
■B資源(月2回) 紙パック、紙製容器包装、アルミ、スチール、空き瓶、ペットボトル、白色トレイ
■その他プラ(週1回) ジャンクフードなのどビニール系の袋、ラップ、カップラーメン、玉子などの容器、プラスチック系のボトル類、発泡スチロール、etc・・
ゴミの分別が制度化して、私が一番お世話になったのは、この「その他プラ」でした。
その他プラの日を利用すると、燃えないゴミの日に出すゴミはほとんどなくなる、と言っても過言ではありません。
ただし、このその他プラごみを無料で回収してもらうには、ひとつ条件があります。
容器を綺麗に洗わなくてはなりません。
ごみではなく資源として回収していただくのですから、ごみをごみではない状態にしなくてはならないのです。
当たり前の話ですが、たとえばお惣菜やお弁当、カップラーメン、食べ終わった後に容器を洗うのはとても面倒くさいものです。(食器に移したとしても、洗わなくては汚れは落ちないのですから)一人暮らしの男の人なんかはごみを分別することよりも、この食べ終わったプラ容器を洗うことのほうが、より惨めなのではないでしょうか。
しばらく続けば、ごみを分別しなくなるか、自炊を始めるか、どちらかの選択を迫られることは請け合いです。
(いえ、もう始めているかもしれません。今は男の人の方が、日常生活への順応性が高いように思います。仕事にかまけておろそかにしているのは女のほうではないかしら?)
そう思うと、ごみ分別を始めたお役所はなかなか賢い。資源やリサイクルよりも、人間の育成、生活習慣の向上に役立ってます。
また、ごみを分別しない人となった場合、お役所が有料ゴミ袋代を儲けるだけです。
そう、その他プラも、資源ごみも、すべて、有料ゴミ袋を使えば分別する必要などないのですから。
あなたはどちらの方ですか?
私は待ちに待った今年版ごみのカレンダーも届いたことだし、しっかり分別して、無料で回収してもらおうかと思います。
しかし、この分別を始めると、狭い玄関中がいろいろな種類のごみが入ったゴミ袋で満たされてしまいます。
それだけが少し、困ると言えば困るのです。収集日まで各人の家でごみを溜め込んでいるような状態が続きますから。
ごみの日までに一時預かり所のようなものが出来て、地区の方たちで管理したりして、便宜を図れないものでしょうかね?