ヂグショー!! を克服すべく、レンズ衝動買い。
2月 25, 2008 コメントを残す
写真は撮っている時はスルーなものなんです。
一番注目を集めるのはカメラをぶら下げて歩いている時です。
「おっ」
と言う感じで、人々の視線が集まる。通行人が通り過ぎる瞬間、必ずこちらをちらりと見ます。私の顔(女だてらにという感じか?)とカメラを交互に見て、品評を下すのです。
「たいしたことねぇな」
そんな呟きを何度も聴いたように思われ、負けず嫌いの私は、ふふん、とクールな顔をしながら内心歯軋りをしておりました。
ヂグショー!! そのうちいいカメラとレンズ買ってやる!!
で、本日レンズを買いました。
(写真下)
専門的な方から見たら、いいレンズ、とまではいかないのかもしれませんが、私的には購入にかなり勇気が要りました。以前のものよりちょっといい、と言うだけで、つまり同様のパフォーマンスをする物質は既に持っているのです。なくて困っているものではないのです。最近の私は「ないもの」しか買っていないのでした。
ヨドバシカメラで悩んだ末、しかしふと「投資」と言う言葉がひらめきました。
何事も上手くなるにはそれなりのが元手が必要なのです。資本が少ないとと大した利益も生み出しません。
今まで私は「趣味」と言う言葉で割り切って、自分の才能とか能力に一切投資したことがありませんでした。
本当の趣味にしかなりえないものにしか投資したことがなかったので、よし、ここはひとつと一発奮起して、かなり後付的な理由を付けて、見栄を張って買ってしまいました。
しかし、やはりこれ、見映えが全然違います。今までのレンズは本体とセットで付いていたもの、選択の余地なく使っていたもので、口径(特に望遠レンズ)がかなり狭いのです。美意識的にもいまひとつでしたし、何より迫力がありません。実際、大口径レンズの方がよく撮れるのかどうか、経験値がないので実感できないのですが、今回のNEWレンズは52→62㎝と10㎝も大きい、この差はやはり大きいように思われます。
AF18-250mmなので、今までのように望遠と広角のレンズをとっかえひっかえする必要もなく、その割には小さくて、便利そうです。
試しにうちのいわくつきの雛を撮ってみました。
(うちの雛のいわくは去年のブログをご参照ください)
クローズアップレンズのフィルターを付けると等倍程度のマクロ撮影も楽しめます。
前のレンズがまったく接写出来ず苦労していたので、この大きな雛のアップにかなり驚き、満足してしまいました。
「これは見栄え以上に、けっこういいかもしんない・・・」
そう思い始めた瞬間。
あとは「腕を磨くだけ」です。
(てか、それこそがすべてなんですけどね!)
当分また楽しめそうです。
覚える楽しみがまたひとつ増えました。
来週末はカメラをぶら下げて、颯爽とお出かけしようと思います。